クリスマスを、がんばらなくていい
――元気じゃなくても、味わえるという選択――
クリスマスが近づくと、
なんとなくそわそわする。
予定がないわけじゃないけれど、
胸の奥が落ち着かない。
恋人や家族、友達と過ごす予定がないクリスマスに、
置いていかれたような気持ちになることもある。
「このままでいいのかな」
そんな考えが、ふっとよぎることもある。
でも、後から思い返すと、
ひとりの時間も、案外わるくなかった
そう感じたクリスマスも、確かにあった。
街を見れば、
イルミネーションが灯り、
音楽が流れ、
誰もが楽しんでいるように見える。
けれど、よく考えてみると、
クリスマスでも働いている人はたくさんいる。
イベントを準備する人、
マーケットを運営する人、
誰かの「楽しい」を支える側にいる人たち。
自分も、そうだった時期がある。
だからふと、
全員が楽しむ側でいなくてもいい
そんなふうに思えたことがある。
雰囲気に、身を任せてみる
元気がないはずなのに、
気づいたらクリスマスソングを口ずさんでいた。
そんな瞬間があった。
イルミネーションを見て、
「きれいだな」と思っただけで、
理由はないけれど、少し立ち止まってしまう。
CMや映画は、
元気なときにはうきうきする。
そうでないときには、
少し目をそむけたくなることもある。
それでいい。
クリスマスを
楽しもうとしなくていい。
無理に気分を上げなくていい。
ただ、
音楽や光や空気に、
一瞬、身を任せるだけでもいい。
感情を変えようとしないで、
環境に触れているうちに、
気づいたら少し緩んでいる。
そんなことも、ある。
元気じゃない日の、クリスマスの過ごし方
「今日は何もしなくていいな」
「これだけで十分だな」
そう思えたクリスマスも、
ちゃんとクリスマスだった。
ゲームに没頭してみる。
気づけば、ゲームの中もクリスマス仕様で、
世界は勝手に季節を祝っている。
たくさんの人が、
誰かと過ごす時間を大切にする日だからこそ、
あえて贅沢に、ひとりで過ごす。
チキンやピザじゃなく、
あえて和食クリスマスメニューを作ってみた年もあった。
それが意外と、落ち着いた。
家族と、静かに過ごす年もあれば、
少しだけエネルギーを振りしぼって、
仲間や家族と過ごした年もある。
大事なのは、
「どう過ごすべきか」ではなく、
今の自分のエネルギーに合わせて、選ぶこと。
ささやかな助言があるとしたら
落ち込んでいる人に、
「こうしたら元気になるよ」
そんな言葉は、時に重たい。
だからもし、低エネルギーでも
クリスマス気分を味わう方法をすすめるなら、
これくらい。
イルミネーションのショート動画を、
ぼーっと眺めてみる。
それだけ。
出かけなくてもいい。
誰かと比べなくてもいい。
数十秒、光を見るだけ。
心理的に負担になりにくいのは、
「何かを変えようとしない」から。
ただ、感じるだけ。
それだけで、十分な日もある。
楽しめない自分を、責めなくなった理由
クリスマスを楽しめない自分を、
「ダメだ」と思わなくなったのは、
考え方を変えたからというより、
体験を重ねて、自然にそうなったという感覚に近い。
元気な年も、
元気じゃない年も、
どちらも自分だった。
無理に明るく過ごした年より、
静かに過ごした年のほうが、
後から思い出して、あたたかいこともある。
ただ、クリスマスでいい
「メリークリスマス」の
**メリー(Merry)**は、
「楽しい」「陽気な」という意味だそうです。
でも、
メリーは抜いて、
ただのクリスマスで十分。
元気でも、元気じゃなくても大丈夫。
それでも、
あなたの靴下の中に、
ちょっとしたメリーが
入っているといいですね。
でも誰かと話したいクリスマスなら
コンパスのカウンセラーとお話しませんか?
愚痴聞き電話でも、オンラインカウンセリングでも
一緒にクリスマスについて話すのも・・・
お待ちしています。
人生相談保健室コンパス運営管理 ゴウ

