「モヤッ」は、心の空を流れる「ただの天気」。
嫌な感情と上手に付き合うヒント
「なんだか心がモヤモヤする……」
「誰かに言われたあの一言が、ずっと胸に引っかかっている」
日々の生活の中で、私たちはこうした正体不明の「負の感情」に出会います。多くの人は、このモヤモヤを感じると「早くスッキリしなきゃ」と自分を急かしてしまいがちです。
🌤️ 1. 感情は「あなた自身」ではなく「天気」
マインドフルネスの考え方では、心と感情を「空と天気」に例えます。
あなたの本来の心は、どこまでも広く澄み渡った「青空」です。一方で、今感じている「モヤッ」とした不快感は、その空を一時的に流れていく「雲」や「雨」にすぎません。
💧 「あ、今は曇りだな」と眺めるだけでいい
実際の空に向かって「晴れろ!」と叫んでも天気が変わらないのと同じで、湧いてきた感情を力ずくで消すことはできません。
そんなときに試してほしいのが、「感情に名前を付ける」ことです。
- 「あ、今自分の中に『モヤモヤ雲』が出てきたな」
- 「今は少し『曇り空』の気分なんだな」
ただそれだけでいいのです。ベランダからぼんやりと外の天気を眺めるような感覚で、自分の内側にある「今の天気」を客観的に観察してみましょう。
どんなに激しい嵐が来ても、その奥にある
🌈 「空(あなた)」 🌈
傷つくことはありません。
雲は常に動き続けています。私たちが無理に抑え込もうとしなければ、それは自然と形を変え、やがては空の彼方へと流れていくものです。
🌌 カウンセリングは「一緒に空を眺める時間」
ときには、自分一人では抱えきれないほどの巨大な入道雲が発生したり、一向に晴れない深い霧に包まれてしまうこともあるでしょう。
そんなときは、一人で空を見上げ続ける必要はありません。カウンセリングは、いわば「心の気象予報士」と一緒に、今の天気をじっくりと観察するような時間です。
「今、どんな雲が見えますか?」そうやって言葉にしていくことで、嵐の中にいた自分を客観的に見つめ直し、再び穏やかな青空を取り戻すお手伝いをいたします。
✨ 今日のセルフケア
仕事の合間に、1分だけ実際の空を見上げてみてください。「外の空」を眺める習慣は、「心の空」を客観視するための素晴らしい練習になります。

