ワンオペ育児がしんどい子育ての悩み 10問10答

ゴウ先生のあなたごと|ワンオペ育児がしんどい 10問10答|人生の保健室コンパス
人生の保健室コンパス
ゴウ先生のあなたごと

ワンオペ育児が
しんどい

子育ての悩み 10問10答
ゴウ先生

頼れる人がいない。気づけば、全部を一人で回している。声に出せないまま、限界に近づいているのは、あなただけではありません。

「ワンオペがしんどい」という一つの悩みを、10の角度からほどきました。あなたが弱いのではなく、背負う量が寄りすぎているのかもしれない。そんな視点から、読んでみてください。

ここに書いたのは、家事育児を効率よくこなす方法ではありません。一人で頑張りすぎているあなたが、少し肩の力を抜いていい理由を、ゴウ先生の目線でそっと置いています。ぜんぶ読まず、いまの自分に近い番号だけでも大丈夫です。
01
ワンオペで、もう限界です。
ゴウ先生の答え

「限界」と言えるところまで来たのは、あなたが限界まで、一人で踏ん張ってきたからです。弱いからではなく、強く在りすぎたからです。

限界のサインは、だらしなさではなく、休息の合図です。ちゃんと働き続けた心と体が、そろそろ止まっていいよ、と言っているだけです。

すべてを解決できなくても、今の重さを言葉にしてみる。その一歩だけなら、今日でもできるかもしれません。

02
誰にも頼れません。頼り方がわからない。
ゴウ先生の答え

頼り方がわからないのは、あなたがこれまで、頼らずに何とかしてきたからです。自分で背負う癖がつくほど、人に預ける方法を使う機会が、なかっただけです。

頼ることは、能力が足りない証拠ではありません。むしろ、長く続けるために必要な技術です。最初はうまくなくて当然です。小さな「お願い」から、練習していけます。

まずは、頼れない自分を責めないことから始めてください。

03
夫がいても、孤独です。
ゴウ先生の答え

隣に人がいるのに感じる孤独は、いちばんこたえる種類の孤独です。それを「わがまま」と片づけないでください。あなたはただ、一緒に背負ってほしかっただけです。

一人で抱えている量は、たいてい本人が思うより、ずっと多いものです。回っているように見えて、あなたが無理をして回している。まず、そのことに自分で気づいていてあげてください。

その孤独は、誰かに聞いてもらうだけでも、少し軽くなることがあります。

04
一人の時間が、まったくありません。
ゴウ先生の答え

一人の時間がほしいと感じるのは、あなたがまだ、自分を手放していない健康なしるしです。すり減りきる前の、大事なサインです。

一日中、誰かの都合で動いていれば、心が削れて当然です。それはあなたが冷たいからではなく、休みなく人のために動いてきたからです。

ほんの少しでも、あなただけの時間を。それは贅沢ではなく、必要な回復です。

05
助けを求めるのが、申し訳ないです。
ゴウ先生の答え

申し訳ないと感じるのは、あなたが人の負担を、いつも先に考えているからです。優しい人ほど、自分の「助けて」を後回しにします。

でも、あなたが倒れてしまうことのほうが、まわりにとっては大きな痛手です。あなたが休むことは、まわりを守ることでもあります。助けを求めるのは、迷惑ではなく、信頼のしるしです。

「申し訳ない」より先に、「ありがとう」を言える関係を、少しずつ。

06
自分ばかり我慢している気がします。
ゴウ先生の答え

「私ばかり」と感じるその感覚は、わがままではなく、重さが片側に寄っているという、正確なサインです。感じ取れているあなたの感覚を、信じてください。

我慢は、続けるほど当たり前になって、まわりにも見えにくくなります。だからこそ、まず自分が「我慢している」と認めることが、最初の一歩になります。

声に出していい不満です。飲み込まなくて大丈夫です。

07
疲れているのに、眠れない・休めません。
ゴウ先生の答え

体は疲れているのに休めないのは、心がずっと気を張って、警戒を解けずにいるからかもしれません。頑張ってきた人ほど、力の抜き方を忘れてしまいます。

「休む」は、何もしないことではなく、練習して思い出していくものです。眠る前に、長く息を吐く。肩をゆるめる。ほんの小さな合図から、体は少しずつ緩んでいきます。

休めない自分を責めず、まず緩める練習から。

08
笑顔でいられなくなってきました。
ゴウ先生の答え

笑えなくなってきたのは、あなたがずっと、笑顔でいようと頑張ってきた反動です。無理して灯し続けた明かりは、いつか燃料が切れます。あなたが暗いのではなく、消耗しているのです。

笑顔は、絞り出すものではなく、余白から自然に戻ってくるものです。だから今必要なのは、笑う努力より、あなたが少し回復する時間です。

今は、笑えなくていい時期なのかもしれません。

09
逃げ出したいと思ってしまう自分が、嫌です。
ゴウ先生の答え

逃げ出したいと思うのは、あなたが逃げずに、ずっとその場に居続けてきた証拠です。限界まで踏ん張った人だけが、その言葉にたどり着きます。

「逃げたい」は、無責任ではなく、休息を求めるSOSです。実際に逃げなくても、その気持ちを否定しないだけで、少し楽になります。あなたは、責められるべき人ではありません。

その気持ちごと、誰かに聞いてもらっていいのです。

10
この生活が、いつまで続くのか不安です。
ゴウ先生の答え

先が見えないしんどさは、今のしんどさを、何倍にも重くします。あなたが弱いのではなく、出口の見えなさが、そう感じさせているだけです。

子育ての大変さは、形を変えながら、確かに移り変わっていきます。今の密度が、ずっと同じ濃さで続くわけではありません。でも「いつまで」を一人で見つめ続けるのは、つらすぎます。

その不安を、一緒に整理してくれる相手がいてもいいはずです。

「そう言われても、うまく
できない」そんな日も、あります。

できないことを、責めたいわけじゃありません。まず自分の気持ちを、ただ整理したいだけの人もいます。何をどう相談すればいいのか、わからないままでも大丈夫です。

コンパスは、そんなときのための場所です。答えを急がず、あなたの話をそのまま聴きます。

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本ページは情報提供を目的とした読みものであり、診断・治療を目的とするものではありません。心身の不調が続く場合や、安全に関わる不安があるときは、医療機関や公的な相談窓口にもご相談ください。
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ABOUT ME
吉田 剛

吉田 剛 Go Yoshida

看護師・保健師・養護教諭

精神科病院にて10年以上勤務し、多くの方の心に寄り添ってきました。
国立精神・神経医療研究センター主催のPTSD・摂食障害研修を修了。
トラウマインフォームドアンバサダーとして活動する傍ら、病院では週1回、「うつ病のためのメタ認知トレーニング」のトレーナーとして臨床にも携わっています。

「答えを出す」ことよりも、あなたの「心の中を整理する」お手伝いを大切にしています。

運営者の想い・実績を詳しく見る

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